[iOS 10] 登録済み通知を更新・削除!

[iOS 10] 登録済み通知を更新・削除!

Clock Icon2016.09.14

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はじめに

こんにちは。iOS 10 と watchOS 3 快適ですね!田宮です。

WWDC参加のためサンフランシスコにいたのが3ヶ月前。とうとう iOS 10 が正式公開されました!!

前記事「[iOS 10] User Notifications framework を使用してアプリがフォアグラウンドの時でも通知バナーを表示する方法 #wwdc」では、アプリがフォアグラウンドの時でも通知バナーを表示する方法をご紹介しました。

本記事では、iOS 10で登録済みの通知を更新・削除する方法をご紹介します。

実装

通知の登録については、第1回目の記事をご参照下さい。

通知の削除

下記のように、removePendingNotificationRequestsメソッドを使うと、一度登録した通知を、発火前の任意のタイミングで削除することが可能です。

// 通知の定義
let id = "notification.identifier"
let request = UNNotificationRequest(identifier: id,
                                             content: content,
                                             trigger: startTrigger)
// 通知の登録
UNUserNotificationCenter.current().add(request) { (error) in // ... }

// 通知の削除
UNUserNotificationCenter.current().removePendingNotificationRequests(withIdentifiers: [id])

通知の更新

まずは通知を登録します。

// 通知の定義(旧)
let id = "notification.identifier"
let request = UNNotificationRequest(identifier: id,
                                             content: content,
                                             trigger: startTrigger)
// 通知の登録
UNUserNotificationCenter.current().add(request) { (error) in // ... }

そして、更新したい通知のidentifierを使ってUNNotificationRequest新たに生成します。

それをUNUserNotificationCenteraddメソッドに受け渡せば、OKです。

この際、更新前の通知について、削除をする必要はありません。

// 通知の定義(新)
let updatedRequest = UNNotificationRequest(identifier: id, 
                                             content: newContent, // 新しいcontent
                                             trigger: newStartTrigger) // 新しいtrigger
// 新しい通知の登録
UNUserNotificationCenter.current().add(updatedRequest) { (error) in // ... }

さいごに

本記事では、登録済みの通知を更新・削除する方法を紹介しました。

今後も User Notifications framework のクラスを試していきます!

参考資料

Framework Reference

Class Reference

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